『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズでキャラクターを演じるキャストたちが、それぞれの人気曲を披露する「マジLOVE LIVE」も今回が４回目！　真冬の横浜を熱狂させた1月31日公演と、2月1日公演をダイジェストでお届けします♪

会場となった横浜アリーナの客席は、端から端まで『うた☆プリ』ファンがぎっしり。ライブの開演を今か今かと待ちわびていると、ST☆RISHによるホールアナウンスが。お決まりの会場での注意事項や、みんなで楽しいライブにしようというメッセージがそれぞれの言葉で語られ、セシルの「バレンタインのチョコレートみたいに、甘い甘いステージを届けたいと思います」というかわいらしいコメントの後に、７人で声をそろえて「以上、ST☆RISHでした！」というあいさつが入ると、ひときわ大きな歓声が上がります。

そして、いよいよライブが開幕！　客席の照明が落ち暗くなった会場に鳴り響く、鐘の音。スクリーンに映し出された屋敷の扉が開くと、そこは仮面舞踏会の会場に早変わり。黒いマントにベネチアンマスクをつけた森久保さん、蒼井さん、谷山さんが登場して歌うのは劇団シャイニングからの一曲、夢の世界へとあなたを誘う「マスカレイドミラージュ」。おなじみのシャイニングダンサーズも燕尾姿で仮面舞踏会を盛り上げます。続いて聞こえてきたのは……法螺貝の音!?　 「マスカレイドミラージュ」と同じく劇団シャイニングより、忍たちの戦いを綴った「天下無敵の忍び道」を歌うのは、キャラクターをイメージした色の忍者衣装を身に着けた寺島さん、鈴村さん、下野さん、鳥海さんの４人。忍者らしい振り付けをビシッとキメていると、敵らしい黒ずくめの忍者たちがステージに乱入！　４人それぞれが個性的な忍法で応戦します。さらに、鈴村さんと下野さんが宙を飛び、花道上空で剣を合わせて戦うワイヤーアクションを繰り広げると、さらにさらに大きな歓声が上がります。忍者の余韻が冷める間もなく警報が鳴り、何者かを追跡するサーチライトがステージを明るく照らすと……。スーツをビシッと身にまとった鈴木さん、前野さん、宮野さん、諏訪部さんが上空からリフトに乗ってステージへと降り立ち、スパイたちのゲームを描いた「JOKER TRAP」を歌いながら４人そろって花道へ。ラストは４人同時に観客のハートをバキュン！　と狙い撃ち。

オープニングから、怒涛のような劇団シャイニング楽曲で魅せてくれた出演キャスト11人がステージに集合。それぞれから観客へのあいさつがありつつ、キャスト自身もお互いの衣装や演出に興味津々。「この状況、なんのイベントかわからない（笑）」と寺島さん。「むしろ客席で見たかった」「忍者がいるんだもん」といろいろな感想が飛び交うなか、鈴村さんが忍者チームは楽屋からステージへの移動も「天下無敵の忍び道」で行っていた忍者走りで来たとコメント。鈴木さんから「どれだけチームワークいいの!?」とツッコミが入りつつ、本当に走っていたのを見たという目撃証言も上がります。一方、トップバッターを飾った「マスカレイドミラージュ」メンバーも自分たちの衣装を紹介。なかなかに気合いの入ったマントとマスクなため、楽屋で３人が並ぶとなんだか怪しく見えてしまい、早くステージに行きたくてうずうずしていたことや、ベネチアンマスクがいまいちフィットせず、スポンジを貼って試行錯誤した裏話が語られました。実は、「JOKER TRAP」を歌った４人は開演前からステージ上空にスタンバイしていたらしく、「マスカレイドミラージュ」と「天下無敵の忍び道」を真上から見ていた感想が語られ、下に物が落ちると危ないため、JOKERチームのマイクはグローブに固定されていたという裏話も。忍者もカラフルで忍んでないけれど、スパイもかなり目立っていたということで、MCからの退場ではステージセットの陰に潜むように移動する宮野さん。最終的には、マスカレイドチームのマントに隠れてステージを後にしました。